整形外科
機能向上により患者さんのクオリティーを高める
金沢の北部に位置し金沢北部及び河北地区の中核病院となるべく、周辺開業医と連携をとりながら整形外科疾患全般にわたって偏ることなく治療にあたっています。高齢者に対しても関連老健施設と提携して満足のいくべく治療にあたっています。
整形外科では機能向上により患者さんのクオリティーを高めることを目的としており、常によく相談し納得した上で、治療を進めていく方針です。また麻酔科専門医が常勤しており、緊急時の手術にも十分対応できます。
新患者数は月約30人、外来患者数は月約1100人、1日平均入院患者数は約67人、年間手術件数は約400件以上です。
人工関節等の手術の際には抗凝固療法に加え、弾性ストッキング、クーリングマシーン、フットポンプを装着し、静脈血栓・肺梗塞の予防に万全を期しています。
骨粗鬆症性椎体骨折に対して積極的なバルーン椎体形成術(BKP)を行っています。
更に脊椎・脊髄手術ではマイクロ使用により、良好な成績をおさめています。
基本的には保存療法を原則としていますが、患者さんの性別、年齢、家族、職業、社会的背景を考慮に入れて、十分なインフォームド・コンセントを行ったのちに手術療法を行うようにしています。
また、高齢者の下肢骨折に対しても多くの場合、早期離床を目的に他科(特に内科、麻酔科)と連携しながら手術療法を行っていきます。
主な年間手術症例の内訳
骨折手術 |
200例 |
---|---|
人工関節・骨頭手術 |
50例 |
脊椎・脊髄手術 |
40例 |
BKP |
60例 |