理念

救急から在宅まで、地域の医療を守り支える病院を目指します。

1951年の開設以来、地域密着型の高機能総合病院として、地域の皆様に信頼される医療を提供することに努めてまいりました。
現在は、機能の異なる5つの病院と1つの老人保健施設を運営する「医療法人社団浅ノ川」の基幹病院として、総合的な急性期医療を担当するとともに、協力関係施設のケアセンター、グループホーム、特別養護老人ホームや看護学校などと有機的に連携しながら、医療、福祉、介護の複合的な供給体制を構築しています。
また、近隣の病院、医院との連携を推進し、相互の機能補完を図ることにより、総合的な地域医療の充実、発展を目指します。

スローガン

『地域から選ばれる温もりのある病院』

方針

  • 地域連携

    医療・介護・福祉が一体となった切れ目のない医療サービスを提供し、地域医療の充実に努めます。

  • 救急医療

    断らない救急医療を目指します。

  • 予防医学

    健康診断を推進し、病気の予防・早期発見に努めます。

  • チーム医療

    患者さん中心のチーム医療を実践し、安全・安心で質の高い医療の提供に努めます。

  • 人材育成

    次代の医療を担う信頼される人材の育成に努めます。

 1997年7月に放射線のメスといわれる「ガンマナイフ」を導入し、転移性脳腫瘍を中心に3,600例の定位放射線手術を実施いたしました。2004年9月には「ノバリス」日本第1号機による癌の定位放射線治療を開始し、肺癌、前立腺癌、鼻咽喉部癌などの1,500例の治療を達成し、体の負担を抑えつつ、手術に劣らない治療効果を報告しています。

 2005年9月に北陸初の「PET-CT」を導入し、全身にわたる癌の検出が容易となりました。検出能が高いことにより、癌の検診や術前診断、治療効果の判定に有用です。

 2007年5月に最新の人工呼吸器と生体監視モニターを装備した「人工呼吸センター」を開設しました。専任スタッフが、慢性の人工呼吸管理が必要な患者さんの安全を確保するとともに、その人らしさを大切にした医療、看護を提供します。

 2007年9月に「透析センター」をリニューアルし、従来の2倍のスペースに90床の施設として生まれ変わりました。患者さんにご満足いただける透析医療を目標に、広く明るい空間で、プライバシーを重視し、感染予防にも十分に配慮しました。

 2008年8月に「回復期リハビリテーション病棟」を開設しました。急性期医療が完了した患者さんに対して、より良い機能回復と早期の社会復帰、家庭復帰に向けてのリハビリテーションを集中的に行う専門病棟です。

 2010年5月には、日本医療機能評価機構により認定基準を達成した病院として病院機能評価(6.0)認定証、2020年3月には病院機能評価3rdG:Ver2.0認定証の交付を受けました。今後も診療の質やサービスの改善に取り組み、良質な医療を提供できるよう努力を続けてまいります。

2011年4月には県より「石川県地域がん診療連携推進病院」の指定を受け、今後も一層、がん診療の充実と発展に邁進いたします。

 2012年3月には金沢エリア初の320列CT、2016年4月にはトモシンセシス搭載(3D)のマンモグラフィ装置を導入することで、最先端の画像診断機器による診療、検診に威力を発揮します。

 2013年4月には「あさのがわ訪問リハビリ・訪問看護ステーション」を設置しました。訪問看護・訪問リハビリとして在宅にお伺いし専門的な視点に立ってサポートいたします。

 2018年4月には石川県てんかん診療拠点機関の指定を受け、小児・成人てんかん医療の充実と発展に努めています。

 2020年4月には1.5テスラMRI、2021年4月には3テスラMRIを導入し、最新鋭機による高精度の画像診断を可能としています。

 2022年10月には温熱療法機、高気圧酸素治療機を導入しました。どちらも放射線治療や化学療法と併用することでがんに有効な治療法です。