本館5階病棟(急性期一般病棟)
本館5階病棟は外科、整形外科、泌尿器科の混合病棟です。経験年数20年以上のベテラン看護師から明るく元気な若手看護師28名と、フットワークの良い看護補助者5名が勤務しています。本館5階病棟では手術や化学療法、放射線療法など、周手術期~急性期、慢性期、終末期医療を受ける患者さんが入院されます。入退院の多い忙しい病棟ですが、スタッフ間で十分にコミュニケーションを図り、多職種間との連携を充実させた活気ある病棟です。
高齢化社会の現代においては、病気以外にも様々な問題を抱えている患者さんが増えています。短い入院期間の中で急性期の治療を終えた後、スムーズに社会復帰や地域での療養生活を送っていただけるように、入院時から受け持ち看護師が中心となり、医師、薬剤師、管理栄養士、リハビリやソーシャルワーカーなどの多職種と連携し、患者さんとご家族様が安心して退院を迎えられるように支援させて頂いています。
終末期を迎えられる患者さんには、緩和ケアチームと連携し痛みの緩和や精神的サポートを行っています。患者さんには痛みや苦痛がなく安楽に入院生活が過ごせるように、ご家族にも安心して過ごしていただけるような環境作りを心掛け、患者さんやご家族のご希望に沿った看護援助が行えるようチームで取り組んでいます。またご希望があれば訪問診療医や訪問看護師との連携を図り、在宅での療養生活が安心して送れるようにサポート体制を整えています。
現在新型コロナウイルスの流行に伴い、面会が出来ない状況が続いています。初めての入院や緊急手術などで入院生活を送っている患者さんやご家族には、心配で不安な日々を過ごしていることと思います。スタッフ一人ひとりが患者さんとご家族の声に耳を傾けその思いを大切に、患者さんやご家族が納得できるよう共に考え、心と身体に寄り添った治療・看護が提供できる病棟を目指し、これからも取り組んでいきたいと思います。ご要望があればリモート面会の対応や、電話での状況説明などの対応を行っています。いつでもお気軽にスタッフへお声をかけてください。