本館7階病棟(急性期一般病棟)
本館7階病棟は急性期病棟です。内科を中心とした一般病床、特別室、一泊人間ドックと多岐にわたります。内科的な疾患はもちろんですが、特別室には外科系患者さんも多く、手術患者さんへの対応も求められるため、ベテランスタッフを中心に若いスタッフも頑張っています。今年度は、4月から新たに5名のスタッフを迎え、看護師29名、看護補助者4名、計33名でのスタートになりました。本館7階病棟の良いところはチームワークです。患者さんが安心して入院生活が送れるように、スタッフみんなで頑張っています。
病棟患者さんの多くは、肺炎や心疾患、終末期患者などの高齢者がほとんどです。高齢化社会に入り、入院患者さんの抱える問題も年々深刻となる傾向にあります。一人暮らしや家族介護力の問題なども増えています。そんな中で、医師、看護師、薬剤師、ソーシャルワーカー、リハビリスタッフ、栄養士との連携、問題解決に向けての話し合いや、時には地域包括ケア病棟、回復期リハビリテーション病棟、療養病棟といった他病棟と、患者さんや家族が安心して過ごせるように連携しています。
7階は病院の最上階です。周囲に高い建物がなく遠くまで見えるため見晴らしがよいです。デイルームでは、患者さんが家族と一緒に新幹線を見ながら食事をしている場面を見かけます。いつもより食事が進み、嬉しそうな患者さんをみると、私たちもうれしい気持ちになり、早く退院させてあげたいと思います。治療の中では安静が必要な場合もありますが、病棟イラスト少しでも患者さんの不安や苦痛を最小限にとどめ、安全・安楽に過ごせる環境づくり、患者さんや家族の希望に沿った看護の提供、早期退院ができるように努力していきます。
これからも、患者さんの声に耳を傾け、思いに寄り添い、患者さんが笑顔になれる病棟になるように、スタッフと一緒に取り組んでいきたいと思います。