入院の手続きについて(入院時に必要なもの)
入院を予約された方につきましては、入院当日、ご本人又は代理の方が、下記
①~④の書類等をお持ちの上、入退院センターもしくは各科外来受付にご提出ください。(時間外入院の場合は直接病棟にご提出ください)
入院の手続きが終わりましたら、看護師が病棟等ヘご案内いたします。
- 健康保険証、後期高齢者医療被保険者証、各種受給者証等
健康保険被保険者証、介護保険被保険者証、後期高齢者医療被保険者証、各種受給者証等をお持ちください。また、入院中に被保険者証等の変更があった場合は、すみやかに病棟スタッフステーションにお知らせください。
- 入院申込書(連帯保証人欄等の必要事項を記入したもの)等
金沢市内、もしくは近隣にお住まいの方1名の保証人(生計を別にする近親者等)を記入の上、ご提出ください。
- 診察券(プラスチック製カード)
- 入院のご案内
持ち物について
入院される際には以下の物が必要となります。
- 食事用品(箸、スプーン、湯のみ、卓上ポットなど)
- 洗面、洗髪用具(歯ブラシ、石鹸、シャンプー、くし、ひげそり、爪切り、洗面器など)
ドライヤーはスタッフステーションにあります。必要な方は申し出てください。
- 衣類、その他
(下着、寝巻、室内ばき、タオル、ティッシュペーパー、筆記具、洗濯用洗剤など)
- 入院の際に必要な日用消耗品類のケアサポートセット(有料)もございます。
以上の日用品は、院内の売店でもお求めになれます。持ち物には名前をご記入願います。
- 注:盗難事故防止のため、多額の現金や貴重品はお持ちにならないようお願いいたします。
現金等の保管は床頭台の鍵付き引き出しをご利用願います。
■ 持参薬について
必ず現在お飲みになっている全ての薬をお持ちください。また、「お薬手帳」や薬剤情報を記載したものがございましたら、併せて提示してください。
CSセット(ケア・サポートセット)
当院では入院中に必要となる衣類・タオル類・日用品等の洗濯付レンタル「CSセット(ケア・サポートセット)」を採用しております。
商品は高温殺菌洗濯が施されており、病院内に在庫を十分備えてありますので、お着替えや交換が必要になったときも安心です。
CSセットについては、後日下記病院指定業者より請求があります。
病院からのご請求には含まれておりません。
お問い合わせ
株式会社エラン
電話番号:0120-325-856
入院中の診療・看護について
私たちはチーム医療で皆様に医療を提供しております。
夜間・休日など、主治医が不在のときには、状態に応じて当直医師が診療を行います。
看護スタッフは一日三交代又は二交代で勤務しています。
患者さんの安全確保のため入院から退院まで「患者識別バンド」の装着をお願いしています。
患者さんの病状や診療上の都合により、病室や病棟の移動をお願いする場合があります。
付き添いは原則として必要ありません。ただし、病状によっては医師の許可を受けて、ご家族の方が付き添うことができます。
希望される方はお問い合わせください。
栄養管理が必要な入院患者さんのサポートは栄養サポートチーム(NST)が行っています。
■ 診療情報の開示について
当院では、患者さんの病状や治療内容について主治医ができるだけ分かりやすく説明するよう心がけておりますが、ご自身の病状や治療内容にご不明な点がございましたら、遠慮なく主治医にお伝えください。また、患者さんのご希望によりご自身の診療情報の提供を行っています。詳しくは各科外来窓口又は病棟スタッフステーションまでお問い合わせください。
■ 入院中の他医療機関受診について
- 当院入院中に、他院で健康保険を使用しての診療やお薬を受け取ることは、原則できません。
- 他院受診を希望の方は、必ず事前に主治医又は、病棟看護師へお伝えください。
入院生活について
入院中は医師や看護師の指示を守り、療養に専念しましょう。
■ 病室について
病室は通常の場合、4人部屋をご利用いただきます。
ベット、床頭台、カード式テレビ、カード式小型冷蔵庫、オーバーテーブルなどを備えています。
カード式テレビ、カード式小型冷蔵庫使用時にはテレビカードが必要となります。
*テレビカードは2種類あります。
1枚1,000円(テレビ視聴のみで25時間分):各階談話室にて販売。
1枚3,000円(テレビ視聴のみで78時間分):本館1階エレベーターホールにて販売。
*冷蔵庫は1日(24時間)あたり100円分が使用済みとなります。
電気器具の持ち込みは看護師の許可を受け、他の患者さんの迷惑にならないようご使用ください。
個室(有料)への入室をご希望の方はお知らせください。
ご希望により個室(有料)に入られた場合は、1日につき差額室料が加算されます。
■ 食事について
病状に応じてお食事をご用意いたしますので、原則、飲食物の持ち込みはしないでください。
朝食は7時、昼食は12時、夕食は18時にご用意いたします。
お茶用に給湯器がご利用いただけます。
■ 入浴について
ご希望により毎日入浴が可能です。病棟にてご確認ください。
病状により医師が入浴を許可できない場合もございますのでご了承願います。
■ 消灯時間
睡眠が十分取れるよう消灯時間を午後9時に定めています。
消灯後のテレビ、ラジオ等の視聴はご遠慮ください。
■ 外出・外泊
入院中の外出・外泊はすべて、医師及び看護師の指示に従い許可を受けてください。
外出・外泊許可証をお渡しします。
■ 洗濯について
各病棟と本館屋上に設置しますコイン式の洗濯機と乾燥機をご利用いただけます。
[洗濯機(1回100円)・乾燥機(30分100円) ※小銭のご準備をお願いいたします。]
また乾燥には本館屋上の物干し台もご利用いただけます。
洗濯物には紛失防止のため、あらかじめ氏名のご記入をお願いいたします。
■ 携帯電話の使用について
精配密医療機器等に支障をきたす揚合もございますので、
個室及び談話室内だけの使用とさせていただいております。マナーを守って周囲の皆様に配慮してご使用ください。
ペースメーカー等の医療機器を装着した方が周囲におられる可能性がありますので、
携帯電話使用の際は
周囲の方と一定距離(1m以上)を保ってください。
■ 盗難防止について
盗難にご注意ください。
万一、盗難にあわれた場合でも当院は責任を負いかねます。
持ち物はご自身で管理をお願いいたします。
現金や貴重品はなるべく持ち込まず、その他の持ち物も必要最小限になるようお願いいたします。
病室には鍵付き引き出しを設置していますので、現金等の保管にご利用ください。ご利用の際は必ず鍵を携帯してください。(紛失しないようにご注意願います。退院時に返却をお願いいたします。)
■ 迷惑行為への対応
院内では大きな声で騒いだり、他の患者さんのご迷惑になる行為はご遠慮ください。
喫煙、飲酒、暴力、セクシャルハラスメントなどの迷惑行為が発生した場合、院内の規程に従い退院をお願いする場合があります。
■ その他
- テレビ【有料(カード式)】はベッドサイドに備えつけのものをご利用ください。
- 病室でテレビ・ラジオを使用されるときは、周りの方に迷惑にならないように、イヤホンをご使用ください。
- 病室や器物は汚したり破損なさらないよう取り扱いには充分ご注意ください。
- みだりにスタッフステーション、他病室、その他必要以外の部屋へ立ち入らないでください。
- 郵便物の宛名には、必ず「○館○階病棟」を記入してください。
- 緊急コールについて…
当院では緊急時の職員集合連絡に、全館放送を利用して呼び出しを行いますのでご理解をお願いいたします。
- 病院職員へのお心づけは固くお断りいたします。
- 不審者、不審物を見かけたら、直ちに病院職員へお知らせください。
病院敷地内全面禁煙について
当院は敷地内禁煙(電子タバコ等も含む)となっております。
全館及び敷地内での喫煙はご遠慮ください。喫煙所もございません。
ご来院・入院される皆様には禁煙にご理解いただき、ご協力をお願いいたします。
なお、喫煙を発見した際、注意させていただきます。
当院は、受動喫煙対策義務を定めた「健康増進法」を受け、病院敷地内全面禁煙の取り組みを行っております。
患者さん及びご来院の皆様の健康を守る医療機関として、喫煙できない環境を提供するのが最高のサービスと考えておりますので、ご協力をお願いいたします。
各病棟について
■ 一般病棟(急性期病棟)
…本館(4階・5階・7階)・東館(6階・7階)
急な病気や怪我、持病の悪化など、重症で緊急に治療が必要な状態である患者さんに対して、検査、手術、高度で専門的な治療などを行い、状態の早期安定化に向けて医療を提供している病棟です。
<産科センター>…本館4階
安心してお産ができる環境を目指している産科病棟です。各種教室を開催し、産前産後の妊婦さんへのケアも行っております。
■ 地域包括ケア病棟
…本館(4階・6階)
病気や怪我の治療が一段落した患者さんが、自宅又は施設等へ円滑に復帰することを目指した病棟です。主治医・看護師・在宅復帰支援担当者(退院調整看護師・医療福祉相談員)・リハビリテーションスタッフが退院までチームとなって担当いたします。
入院期間は地域包括ケア病棟に入室してから、最長で60日間までとなっております。
■ 回復期リハビリテーション病棟
…東館5階
急性期の治療が終了し、状態が安定した後、復帰に向けて集中的にリハビリテーションを行う専門病棟です。この病棟での生活そのものが、リハビリテーションとなります。
一人ひとり、その人らしい生活を取り戻せるように、また、患者さんのできることを拡大させるため、専門のスタッフが患者さん・ご家族のニーズに対応した個別性のあるリハビリテーション医療を提供します。
入院期間は対象疾患に応じて異なります。(各対象疾患ごとに60日~180日の上限があります。)
■ 人工呼吸病棟
…東館4階
当院では最新の人工呼吸器と24時間の生体監視モニターを装備し、人工呼吸治療に習熟したスタッフが対応いたします。高い安全性はもちろんのこと、快適な入院生活を送れるような工夫を行い、入院生活の向上にも配慮しております。
■ 医療療養病棟
…西館(2階~5階)
急性期の治療を終えても、引き続き医療の必要性が高く、病院での療養が継続的に必要な方それぞれの患者さんの状態を把握し、治療・看護を行っております。
また、管理栄養士・薬剤師・リハビリテーションスタッフ・緩和ケア認定看護師・皮膚排泄ケア認定看護師とともにチーム医療を行い、「その人らしく」生活することができるように心がけております。
院内施設のご案内
売店 (セブン‐イレブン) |
本館1階正面玄関奥【営業時間】7:30~18:30(土日祝 8:00~16:00)
ATM、コピー、セブンネット(Wi-Fi)、宅配受付他、各種サービスがあります。
|
レストラン・メフォス |
東館3階 営業時間 10:30~14:30
(定休日:日・祝日・第2土曜日)
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キャッシュコーナー |
正面玄関外に「北陸銀行」があります。 営業時間7:00~21:00(土・日・祝日も営業) |
郵便ポスト |
病院の正門横にあります。(郵便切手等は本館1階セブン‐イレブンでお求めいただけます。) |
宅配便 |
本館1階セブン‐イレブンで受け付けております。
(お困りの際は、スタッフステーションにお声をかけてください。)
|
公衆電話 |
本館1階、本館各階談話室前に設置しています。(テレホンカードは本館1階セブン‐イレブンでお求めいただけます。) |
コインロッカー |
本館1階正面玄関横 |
テレビカード販売機 |
1枚1,000円(テレビ視聴のみで25時間分):各階談話室
1枚3,000円(テレビ視聴のみで78時間分):本館1階エレベーターホール
|
テレビカード清算機 |
本館1階エレベーターホール |
飲料自動販売機 |
正面ロビー、各階談話室等 |
インターネット |
本館7階談話室内インターネット閲覧コーナーのパソコンをご利用いただけます。本館7階特別室にはインターネット有線LAN(無料)があります。 |
タクシー乗り場 |
正面玄関前 |
駐車場について
駐車場は、外来患者さんに便宜を図るため、入院中の駐車はご遠慮ください。
また、入院当日自家用車でのご来院の場合は運転者を同伴くださいますようお願いいたします。
やむを得ずお車でご来院された場合は必ず職員にお知らせいただき、指示に従ってください。
総合相談・医療安全相談窓口のご案内
当院では、患者さんやご家族の方に安心して診療を受けていただくために、本館1階に「総合相談窓口」を設けています。病院や入院などに伴い発生する様々な問題や不安でお悩みの患者さんを支援させていただきます。医療事故に関すること、病院へのご意見・苦情等も承ります。
相談は無料です。どうぞ、お気軽にご相談ください。
ご面会について
ご面会の方は患者さんが充分な治療と安静ができますように次のことをお守りください。
ご面会の方への案内をお望みでない患者さんは、入院の際、お知らせください。その場合、窓口で患者さんのお尋ねがあっても、お答えいたしません。お知らせがない場合は、ご案内に同意していただいたものとして取り扱わせていただきます。なお、限定した方には案内しないでほしいなどの個別の対応は出来かねます。
電話による入院の有無のお問い合わせには、「個人情報保護法により、お答えできません。ご家族様にお尋ねください」と対応させていただきます。
感染を避けるため、熱のある方、風邪などの流行性の病気にかかっている方や中学生以下のお子さんの同伴はご遠慮ください。
ご面会の方はスタッフステーションにお知らせの上、面会届をご記入ください。
感染症の流行により、面会の制限または禁止、入棟の許可制や荷物預かり等の対策を行う場合があります。ご協力をお願いします。
ご面会はできるだけ談話室をご利用ください。また、大勢での面会は、他の患者さんの安静の妨げになりますのでご遠慮ください。
患者さん及びご面会の方の感染防止のために、各病室の入口に手指用消毒薬を設置しております。入室及び退室の際には手指消毒の実施をお願いします。
患者さんの症状により面会時間を短くしたり、お断りする場合もあります。
患者さんへの電話呼び出しはできるだけご遠慮ください。夜9時以降は、緊急の場合以外お取り次ぎ出来ません。
患者さんのお部屋は本館1階の病室案内又は夜間通用口横の時間外受付でご案内しています。
入院の費用について
入院費のお支払いについては以下のとおりとなっております。入院費には、毎日の診察・治療費の他に食事代・文書料(診断書など)・差額室料が含まれています。なお、差額室料は、お部屋(病室)によって異なります。
退院される患者さんへの請求書は原則退院当日、入院中の患者さんへの請求書は月に1回、前月末までの分を毎月11日頃にお渡ししております。
なお、日祝日や休日等が退院日となった場合、退院当日に請求書をお渡しすることができませんので、あらかじめご了承願います。退院時にお支払い方法を確認させていただきますので、ご希望される方法をお選びください。
- 1か月に一度保険証を確認いたします。
- 入院中に加入されている保険証の変更があった場合は、お早めに入院されている病棟のスタッフステーションへ新しい保険証をご提出ください。なお入院費清算時に有効な保険証を確認できない場合、自費(全額自己負担)でのご請求をさせていただくこともあります。ご了承ください。
- 入院費は健康保険法により入院日、退院日を各1日として計算します。
- 入院費用についてご不明な点がある場合は、スタッフステーションまでお尋ねください。
■ お支払い方法
入院費のお支払い窓口は下記のとおりです。
曜日 |
時間 |
お支払い 窓口 |
月~金曜日 |
午前8時30分~ 午後5時 |
本館1階 受付・会計 |
土曜日 (第2土曜日を除く) |
午前8時30分~ 午後12時30分 |
本館1階 受付・会計 |
上記以外の時間については『本館1階 受付・会計』にお問い合わせください。 |
お支払いはクレジットカード(1回払い)、北國銀行・コンビニエンスストアでのお振り込みも可能ですので、スタッフステーションまでお伝えください。
取扱信販会社 |
JCB、VISA、DC、UC、UFJミリオンカード、アメリカン・エクスプレス、マスターカード |
- クレジットカード(1回払い)でのお支払いについては上記本館1階受付・会計の窓口対応時間帯のみとなっております。ご了承ください。
■ 診断書・証明書について
診断書・証明書等が必要な場合は、病棟のスタッフステーションまでお伝えください。
ただし、
退院後の各種証明書の取り扱い、問い合わせは担当科の外来になります。不明な点など確認したい件については、各科外来までお問い合わせください。
(注)お問い合わせは平日の外来診療時間帯にお願いいたします。
■ 入院医療費の計算方法について
当院は2009年4月より厚生労働省が推進するDPC(診断群分類別包括評価)の対象病院に承認されました。
この計算方式では、入院患者さんの病名、症状や治療内容をもとに厚生労働省が定めた「診断群分類」ごとに1日あたりの定額料金からなる包括評価部分(入院基本料、投薬、注射、検査、画像診断等)と、出来高評価部分(手術、麻酔、リハビリ、人工透析等)を組合せて計算を行います。
※疾患により、DPC除外となる場合があります。
入院医療費の計算方法について
高額療養費制度について
患者さんが医療機関で精算された診療費(食事療養費、差額室料等を除く)が一定の金額「自己負担限度額」を超えた部分について、保険者(加入している健康保険)から還付を受けることができる制度です。
また事前申請により医療機関窓口での負担を軽減する制度もあります。
70歳未満の自己負担限度額
対象者 (所得区分) |
自己負担限度額(月額) |
多数該当 |
食事療養費 (1食につき) |
ア・標準報酬月額 83万円以上 |
252,600円+(総医療費-842,000円)×1% |
140,100円 |
460円 |
イ・標準報酬月額 53万円~79万円 |
167,400円+(総医療費-558,000円)×1% |
93,000円 |
ウ・標準報酬月額 28万円~50万円 |
80,100円+(総医療費-267,000円)×1% |
44,400円 |
エ・標準報酬月額 26万円以下 |
57,600円 |
44,400円 |
オ・低所得者 (住民税非課税) |
35,400円 |
24,600円 |
210円 (※160円) |
- 70歳未満の自己負担限度額は、①医療機関ごと、②医科・歯科別、③入院・外来別に適用
- 多数該当・・・直近1年間における4回目以降の自己負担限度額(月額)
- (※160円)・・・91日目以降の入院(長期該当者、保険者窓口申請必要)
<高額療養費払戻し制度>
70歳未満の方の1か月の診療費(食事療養費、差額室料等を除く)が上表の自己負担限度額を超えてお支払いされた部分については保険者窓口申請により還付を受けることができます。
<高額療養費現物給付制度>
70歳未満の方の1か月の診療費(食事療養費、差額室料等を除く)が上表の自己負担限度額を超える場合、事前申請により医療機関での窓口負担が軽減されます。申請手続きは保険者(加入している健康保険)から「限度額適用認定証」の交付を受ける必要があります。
限度額適用認定証は、入院時に入退院センター・外来窓口、入院後の場合はスタッフステーションでご提示ください。
- 「限度額適用認定証」のご提示がない場合は従来どおりの3割(義務教育就学前の方は2割)負担になります。
70歳以上の自己負担限度額
対象者 (所得区分) |
自己負担限度額(月額) |
食事療養費(1食につき) |
療養病棟 生活療養費(※5) |
世帯単位(入院・外来含む) |
個人単位 外来のみ |
該当多数 |
一般病棟及び 療養病棟医療 区分Ⅱ、Ⅲ |
療養病棟 |
医療区分Ⅰ |
医療区分 Ⅱ、Ⅲ |
医療区分 Ⅰ |
現役並み |
Ⅲ.課税所得690万円以上 |
252,600円+(医療費-842,000円)×1% |
140,100円 |
460円 |
460円 |
370円 |
370円 |
Ⅱ.課税所得380万円以上 |
167,400円+(医療費-558,000円)×1% |
93,000円 |
Ⅰ.課税所得145万円以上 |
80,100円+(医療費-267,000円)×1% |
44,400円 |
一般 |
課税所得145万円未満 (※1) |
57,600円 |
18,000円 (※2) |
44,400円 |
住民税非課税 |
区分Ⅱ(※3) |
24,600円 |
8,000円 |
|
210円 |
160円(※4) |
区分Ⅰ(※3) |
15,000円 |
100円 |
130円 |
- (※1);世帯収入の合計額が520万円未満(1人世帯の場合は383万円未満)の場合や、「旧ただし書所得」の合計額が210万円以下の場合も含む。
- (※2);年間上限144,000円
- (※3);限度額適用・標準負担額減額認定証をご提示いただいた場合(保険者窓口申請必要)
- (※4);91日目以降の入院の場合(保険者窓口申請必要)
- (※5);療養病棟に入院中で65歳以上の方の調理、光熱水費(指定難病の方・老齢福祉年金受給者については負担なし)
70歳以上の方の1か月の入院診療費(食事療養費、差額室料等を除く)、外来診療費の自己負担限度額は上表となります。
外来診療費は、負担割合に応じて医療機関窓口精算となります。
- 申請先保険者と
必要なもの
-
「保険者窓口」
- 協会けんぽ
(保険証に記載されている担当支部)
- 組合保険(勤務先の労務担当)
- 国民健康保険(市町村の窓口)
-
「必要なもの」
- 健康保険証
- 印鑑
- ご精算済の入院費支給を受ける場合は振込先口座番号のわかるもの
- マイナンバーと本人確認書類(保険者による)
ご不明な点については、
総合相談・医療安全相談窓口(本館1階)までお気軽にお尋ねください
臨床倫理指針
浅ノ川総合病院では、患者さんに最適な医療を提供するため臨床倫理に基づいた行動をします。
- 患者さんの人格、意思等を尊重し、説明と同意に基づく自己決定権を優先します。
- 患者さんの利益を最優先とし、生活の質(QOL)を考慮した医療を提供します。
- 守秘義務の遵守と個人情報の保護を徹底します。
- 院内各種委員会(倫理委員会、医療安全管理委員会等)での審議結果に従った医療を提供します。
患者さんの権利宣言
浅ノ川総合病院の職員一同は、医療が患者さんとの信頼の上に成り立つものであり、医療の中心はあくまでも患者さんにあることを認識し、一人一人の患者さんに次のような権利と責任があることを確認します。
- 常に人間としての尊厳と安全に配慮された最善の医療を受ける権利があります。
- どのような病気の場合でも、差別のない公平な医療を受ける権利があります。
- 病気の診断、検査や治療の効果と危険性、他の治療法の有無、看護内容及び病状経過などについて、わかりやすい言葉で十分な説明を受け、自由に質問し、納得の上、自分の意志で医療の内容や医療機関を選ぶ権利があります。
- 診療記録を始め、自分が受けている医療について知り、他の医師の意見を聞く権利があります。
- 医療上得られた個人の情報やプライバシーが守られる権利があります。
- 研究途上にある治療を受ける場合、前もって治療内容について十分な説明を受けた上で、そのような治療を受け、また、拒否する権利があります。
- 医療費の明細の報告を受けるとともに、医療費の公的援助に関する情報などを受ける権利があります。
- お互いの入院生活を守るために、定められた規則を守る責任があります。
- 意識がない、あるいは自己の意思を表現できない患者さんや、法的能力のない患者さんの場合、インフォームド・コンセントは、その患者さんに代わって法律上の権限を持つ代理人(法定代理人)などに行います。
個人情報保護について
当院では、患者さんに安心して医療を受けていただくために、安全な医療をご提供するとともに、患者さんの個人情報の取り扱いにも、万全の体制で取り組んでいます。患者さんの個人情報については、院内に掲示し、個人情報保護方針に基づき取り扱いさせていただきます。
学生の受け入れ、実務実習について
当院では、医学生、薬学生、看護学生、その他医療従事学校の学生を受け入れ、教育・実務実習を行っております。
当院の医師、薬剤師、看護師、その他医療従事者の指導・監督の下、実務学習を行わせていただいております。
皆様のご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
安全に医療を受けていただくために
医療の質と患者さんの安全確保は、患者さんと医療者とが相互の信頼関係に基づき協同して築いていくものであり、患者さんが積極的に医療に参加をすることが重要と考えています。
医療チームの重要な一員として、診療に主体的に参加していただき、よりよいパートナーシップ(協調関係)を築き上げるために「患者さんへのお願い」を提示いたしました。私どもも努力いたします。患者さん及びご家族の方にもご理解とご協力をお願いいたします。
患者さんへのお願い
- ご自分の健康に関する情報をできるだけ正確に知らせてください
- 既往症(今までに罹った病気)
- アレルギー歴(薬や食べ物で具合が悪くなった)
- 飲んでいるお薬(お薬手帳などから)
- 質問や気になることがありましたら遠慮なくお尋ねください
- 検査や治療、薬や病状についての説明が分かりづらい、良く理解できない場合など。
- 他医療機関の医師の意見(セ力ンドオピニオン)を聞いてみたい場合、X線撮影の結果や検査結果などの資料をお貸しすることができます。
- 説明を受けたことと、実際が違っていた場合など。
- ご自分のお名前をスタッフと一緒に確認してください
- 入院時に、他の患者さんと間違えないように「患者識別バンド」(姓名入り)をつけさせていただきます。
- 注射、点滴、検査、手術などのときには本人確認のためにお名前を確認させていただきます。お名前(姓と名)を伝えてください。
- 本人確認のために何度もお名前を確認させていただくことがあります。
- お薬を飲む前にご自分のお薬であることを確認してください
- お薬の名称、用法(いつ、何錠のむ)、作用を知っておきましょう。
- 薬の袋に記載してある、お名前、いつ飲む薬であるかを見て、何か違っていると思われたらすぐにお知らせください。
- 内服や注射薬で体調や症状に変化があればお知らせください
- お薬による治療で体調や症状に変化があれば、直ちに職員(看護師や薬剤師、医師)に伝えてください。
- 病室への出入りには入口の消毒薬を使用しましょう
- 感染防止のために手指の消毒をしましょう。また、食事前などには手をよく洗いましょう。
- 病院内での転倒に気をつけましょう
- 立ち上がりや歩行に不安のある方は、遠慮せずにナースコールを押して援助を受けてください。
- 相談・ご意見・苦情などがあればお気軽にご利用ください
- 総合相談・医療安全相談窓口(本館1階)
- 投書箱(正面ロビー、各階談話室など)
避難経路について
入院の際に必ず室内(ドア)に掲示してある避難経路図をご覧の上、非常口をご確認ください。
火災・地震等の災害が発生した場合で避難が必要となった場合、次の事項をお守りください。
- 避難にあたっては職員の指示に従い、単独行動はしないでください。
- 歩行のできる患者さんはお互いに助け合って避難してください。
- 重症の患者さんは、職員が必ず対応しますので、あわてずにお待ちください。
- 貴重品のみを身につけて避難してください。
- 火災・地震の場合はエレベータを絶対に使用しないでください。
大規模、広域災害発生時の避難場所はあらかじめ下記の場所を指定してありますが、状況により変更する場合がありますので、誘導者の指示を厳守ください。