石川県の民間病院 ドック健診・PET-CT・定位放射線治療「ノバリス」「ガンマナイフ」・ラジオ波治療・白内障・てんかん・結石治療は当院へ

076-252-2101
〒920-8621 石川県金沢市小坂町中83番地

病院指標

病院情報公開について

病院情報の公表

 平成30年度(平成30年4月1日~平成31年3月31日)に退院した患者さんの疾患、手術、病態などについての情報です。各指標は厚生労働省から指定された項目です。
 急性期病棟のみの情報ではなく、一度でも急性期病棟(DPC対象病棟)に入院したことのある患者さん(※一部除外あり下記参照)が対象で、平均在院日数には急性期以外の病棟(地域包括、回復期、療養)も含まれています。
 全国平均は急性期のみの病院が多いため、介護・地域包括・医療療養病棟を有する当院では、長期療養を要する疾患は全国より長めとなっています。詳しくは、各診療科のコメントをご参照ください。

1.集計の条件と方法
  1. 対象患者;当院を平成30年4月1日~平成31年3月31日までに一般病棟(急性期病棟)に1回以上入院した退院患者

    ※対象外患者 ①自費診療・労災・交通事故等の医療保険以外の患者
    ②一入院期間内に急性期病棟での入院が無い患者
    ③入院後24時間以内に死亡した患者

  2. 患者数;総数4,733人

    ※各指標の患者数が10未満(0~9)の数値の場合は、-(ハイフン)を記入としてあります。(厚生労働省指定)

  3. 患者カウントの方法;集計期間内に同一人物が複数回入退院した場合、述べ患者数として数えます。

    (例)浅野花子さん、4/1入院、4/3退院、
    10/1再度入院、10/31退院

    →患者数は『2人』となります。

  4. 平均在院日数 ;急性期以外の病棟も含む入院日から退院日までの日数(入院日数の平均)
    ※地域包括、回復期病棟、療養病棟に入院していた期間も入院日数に含みます。

    (例)
    急性期4/1~4/30→30日
    回復期5/1~5/31日→31日
    在院日数は30日+31日=61日となります。
    よって、回復に時間を要する疾患「脳梗塞」、「大腿骨頸部骨折」「誤嚥性肺炎」「慢性腎不全」などは急性期だけの病院および全国平均と比較すると入院期間が長くなっています。

  5. 各指標の転院率
    転院:退院先が「他の病院・診療所への転院(入院)」となる場合です。

    転院率分母 ①診断群分類(DPC)別患者数等
      :各DPCコード別の全退院患者数
    ②診療科別主要手術別患者数等
      :各手術別の全退院患者数
    ③脳梗塞のICD10別患者数等
      :各ICD10別の全退院患者数
    ④その他(DIC、敗血症、術後合併症等の発生率)
      :全退院患者数

2.集計項目
  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類(DPC)別患者数等(診療科別患者上位5位まで)
    (※診断群分類(DPC)とは患者の病名と行われた医療行為等の組み合わせにより、様々な状態の患者を分類するもので、14桁で形成されています。)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別ならびに再発患者数
    (※定義等については患者数下のコメント欄をご参照下さい。)
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
    (※定義等については患者数下のコメント欄をご参照下さい。)
  5. 脳梗塞のICD10別患者数
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別症例数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
    (※定義等については患者数下のコメントをご参照下さい。)

平成30年度 浅ノ川総合 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 37 80 151 171 288 374 797 1351 1059 425
平成30年度の退院患者数(一般病棟入院時の年齢)は4,733人(男性:2,427人、女性:2,306人)でした。うち60代以上の患者さんが3,632人(男性:1,866人、女性:1,766人)と全体の約77%を占めています。特に70歳代が1,300人超、80歳代がそれぞれ1,000人超となっており、合わせると全体の過半数を占めています。
当院は、1951年の開設以来、地域密着型の高機能総合病院として、地域の皆様に信頼される医療を提供することに努めております。当院の方針として、地域医療の充実に努め、断らない救急医療を目指すことを掲げています。地域の中で連携し、医療、福祉、介護の複合的な供給体制を構築しており、救急医療の提供においても救急医療が必要となる高齢者の受け入れが多くなっています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 141 22.36 20.92 6.38 84.52
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 定義副傷病 なし 84 2.12 2.67 0 63.07
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病 なし 67 16.13 12.58 4.48 82.4
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 57 14.53 10.08 8.77 77.25
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2 なし 50 5.26 5.42 0 56.54
誤嚥性肺炎が1位となりました。上位疾患は昨年度とほぼ変わりませんが、2位に小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)が入ってきています。これは、内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術を行うための入院になりますが、昨年度まで短期滞在入院基本料により算定されていたため当集計には対象外となっていましたが、今年度からはDPCによる算定となり、2位となりました。
ウイルス性腸炎なども含め、上位疾患の平均年齢が昨年度より低くなっています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 28 2.89 7.28 0 11.93
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当院の小児科の特徴として、特にてんかんに力を入れており、ビデオ脳波モニタリング、高分解能撮影が可能な3T(テスラ)-MRI検査、PETやSPECTなどの核医学検査を行い、正確な診断に努めています。てんかんの確定診断については他の医療機関からの紹介も積極的に受け入れており、2泊3日のビデオ脳波モニタリング入院が必要なため、1位となりました。また、現在、県内外4病院小児科の遠隔脳波判読を行い、地域のてんかん診療も担っています。※2位以降は件数が10件に満たないため表示してありません。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 63 5.87 4.96 0 67.33
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 30 7.37 6.52 0 62.2
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 22 5.41 5.49 0 44.64
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 17 9.47 8.95 5.88 75.06
060220xx97xxxx 直腸脱、肛門脱 手術あり 17 7.71 9.78 5.88 78.29
鼠径ヘルニアが1位となりました。これは、鼠経ヘルニアの手術入院を行うための入院になりますが、昨年度まで短期滞在入院基本料により算定されていたため当集計には対象外となっていましたが、今年度からはDPCによる算定となり、1位となりました。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 74 64.31 26.30 12.16 82.62
160690xx02xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 経皮的椎体形成術 33 36.97 18.66 3.03 78.09
160760xx97xxxx 前腕の骨折 手術あり 30 7.8 5.68 3.33 58.67
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 定義副傷病 なし 23 44.52 19.61 0 81.39
070370xx01xxxx 脊椎骨粗鬆症 経皮的椎体形成術 16 28.88 18.81 0 80.13
昨年度に引き続き、股関節・大腿近位の骨折が1位となりました。上位疾患は全体的に高齢者の方が多く受傷する疾患であり、急性期病棟での治療終了後、在宅復帰を目標とし、回復期(回復期リハ病棟、地域包括病棟)にてリハビリを中心とする加療を継続する患者さんが多いことが、平均在院日数が全国平均より長くなっている理由に挙げられます。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010010xx9906xx 脳腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 6あり 259 3.34 4.00 13.9 67.49
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 43 5.6 7.28 0 40.98
010010xx99030x 脳腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 3あり 定義副傷病 なし 30 20.87 16.98 33.33 70.4
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 22 6.86 7.35 4.55 58.27
010230xx97x00x てんかん 手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 18 11.28 16.83 0 33.11
放射線外科治療(ガンマナイフやノバリス)を行う脳腫瘍が1位、3位となりました。ガンマナイフを行うための入院は昨年度まで短期滞在入院基本料により算定されていたため当集計には含まれていませんでしたが、今年度からはDPCによる算定となり、1位となりました。(1位はガンマナイフ、3位はノバリス治療)
ガンマナイフやノバリスは開頭手術に比べ手術侵襲が少なく、平均在院日数も短くなっています。
2位、5位はてんかんで、当院ではてんかんセンターを設けており専門的診断から外科的治療まで実施しています。
特にてんかん、脳腫瘍の治療は、他の医療機関からの紹介が多く、積極的に受け入れています。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 20 8.35 9.87 0 45.85
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 17 9.47 9.70 0 34.12
120060xx97xxxx 子宮の良性腫瘍 その他の手術あり 16 4.56 5.17 0 46.31
120090xx97xxxx 生殖器脱出症 手術あり 15 9.27 8.86 0 73.07
120170xx99x0xx 早産、切迫早産 手術なし 手術・処置等2 なし 12 23.75 19.69 16.67 30.17
1位、3位は子宮筋腫となりました。手術は開腹による手術のほか、UAE(子宮動脈塞栓術)といって、カテーテルと呼ばれる細い管を用いて、子宮筋腫に血液を送る動脈をふさぐ血管内治療法があります。開腹手術に比べ手術侵襲が少ないため、入院期間も短くなっています。1位と3位の違いは、手術の術式の違いとなります。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 377 2.57 2.84 0.53 73.94
020210xx01x0xx 網膜血管閉塞症 増殖性硝子体網膜症手術 手術・処置等2 なし 12 6.33 10.78 0 30.83
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白内障が1位となりました。これは、白内障手術を行うための入院になりますが、昨年度まで短期滞在入院基本料での算定や地域包括入院基本料により算定されていたため当集計には対象外となっていましたが、今年度からはDPCによる算定となり、1位となりました。特に手術が必要な患者さんの紹介が多く、積極的に受け入れています。どの疾患も平均在院日数が短いのが特徴です。
※3位以降は件数が10件に満たないため表示してありません。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 15 6.47 5.10 0 65
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 13 8.69 7.04 0 57.31
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 12 9 7.89 0 20.42
030428xxxxxxxx 突発性難聴 12 11.17 9.02 0 56.67
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1位はめまいを主症状とした前庭神経障害となりましたが、上位疾患の患者数はほぼ横並びであり、全般的に偏らずに耳、喉、鼻に関する疾患が上位を占めています。
※5位は件数が10件に満たないため表示してありません。
脳神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 48 10.21 7.28 2.08 49.65
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 22 21.64 16.18 0 72.77
010160xx99x10x パーキンソン病 手術なし 手術・処置等2 あり 定義副傷病 なし 19 26.68 19.73 0 75.95
010060x2990400 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 3、4又は5 13 46.54 20.17 7.69 76.15
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 10 54.9 18.72 10 72.4
昨年度に引き続き、てんかんが1位となりました。当院はてんかんの専門的診断から外科的治療まで実施できる北陸3県では唯一の医療機関であり、小児科、脳神経外科と連携しながら、てんかんの確定診断のためのビデオ脳波モニタリング検査入院、発作時の緊急入院等の患者さんの紹介を含め積極的に受け入れています。
また、急性期の脳梗塞が2位と4位になりました。平均在院日数が全国平均より長かった理由として、急性期病棟での治療終了後、回復期(地域包括病棟)、慢性期(療養病棟)等で加療を継続する患者さんが多かったことが挙げられます。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991x0x 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 定義副傷病 なし 52 2 2.53 0 67.37
110070xx02020x 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 23 8 7.40 0 70
110080xx03xxxx 前立腺の悪性腫瘍 経皮的放射線治療用金属マーカー留置術 15 4.47 3.03 0 69.53
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし 13 5.54 5.62 0 63
11022xxx99xxxx 男性生殖器疾患 手術なし 10 8.6 9.02 0 63.3
1位は前立腺の悪性腫瘍となりました。これは、前立腺癌診断のための前立腺生検を行うための入院になりますが、昨年度まで短期滞在入院基本料により算定されていたため当集計には対象外でしたが、今年度からはDPCによる算定となり、1位となりました。
2位は膀胱腫瘍となりました。早期では内視鏡(膀胱鏡)による手術が可能であり、手術侵襲が少なくなります。その際に膀胱に直接抗がん剤を注入することで、手術単独よりも高い治療効果が期待できます。
3位の前立腺の悪性腫瘍はノバリスによる治療の前処置の入院となります。前立腺の悪性腫瘍は男性疾患となりますが、男性の罹患する癌の中で増加傾向にあります。当院では、ホルモン療法のほか、ノバリスによる定位放射線治療も行っています。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 33 26.21 20.92 3.03 89.03
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 16 17.13 12.05 6.25 71.69
060390xxxxx0xx 細菌性腸炎 手術・処置等2 なし 11 8.45 7.30 9.09 44.45
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病 なし 10 30.4 12.58 20 71.2
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1位は誤嚥性肺炎となりました。当院の透析患者は入院、外来併せて約200人であり、急性増悪等で入院されることが多くありますが、合併症として誤嚥性肺炎も多くなっています。また、2位の慢性腎不全では、透析は通常、週に3回の通院が必要であるため、急性期の治療終了後、地域包括病棟や療養病棟で加療を継続する患者さんが多く、平均在院日数が長くなっています。
※5位は件数が10件に満たないため表示してありません。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 10 - - 16 11 19 1 7,8
大腸癌 - - 29 29 20 47 1 6,7,8
乳癌 10 - - - - 18 1 7,8
肺癌 - - - - - - 1 7,8
肝癌 - - - - - 13 1 7,8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
定義1:Stage(ステージ)とは、癌がどれくらい進行しているのかという進行度合を意味しています。ステージの判定は①がんの大きさ(広がり)、②リンパ節への転移の有無、③他の臓器への転移の3つを基準としており、ステージⅣが最も進行していることになります。
定義2:「初発」とは、当院において、当該腫瘍の診断、診断と初回治療(一連の治療含む)を実施した場合で、一連の治療とは、治療計画後再評価までの間に行われる治療を総括して指します。例えば、手術後、化学療法4クールを行った後再評価、という事例であれば、これら全てが一連の治療(入院回数は問わない)となります。
当院では大腸癌患者さんが多く、次に胃癌の患者さんが多いという結果でした。一般的にステージは低いほど予後が良好となる割合が高いため、早期発見のため検診は大切です。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 13 11.08 60.31
中等症 63 16.92 76.84
重症 13 27.62 81.23
超重症 - 22.33 87
不明 - - -
定義1:対象年齢:20歳以上(成人) 
定義2:市中肺炎:病院や施設外で日常生活をしていた人に発症した肺炎のことで、院内や施設内での発症は含みません。
定義3:重症度:身体所見、年齢による肺炎の重症度分類(A-DROPシステム)により、年齢性別や血液中の酸素濃度、脱水症状の有無、意識障害の有無等で分類しています。
当院では中等症の患者さんが多い結果となりました。特に高齢者は重症化しやすいため、重症度が上がるとともに平均年齢も上がっています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 156 75.01 77.24 10.56
その他 24 49.04 78.92 2.22
定義1:(-).は件数が10件未満を表します。
定義2:「3日以内」.発症した日から受診されるまでの日数です。
定義3:転院率.転院患者数/各ICD10(疾患)ごとの患者数
定義4:転院.退院先が他の病院・診療所への転院(入院)となった場合をいいます。
当院の脳梗塞は平均在院日数が長い傾向ですが、これは当院がケアミックス型の病院という特性上、麻痺が残った患者さんなどは急性期→回復期→慢性期病棟と院内で転棟しそれぞれの病期にあったリハビリを中心に加療を継続されることが多いためです。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 91 0.74 1.3 0 63.13
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 41 2 18.22 9.76 81.98
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 20 101.45 114.35 60 81.85
K6872 内視鏡的乳頭切開術(胆道砕石術を伴う) 19 5.89 6.37 10.53 78.05
K699-2 体外衝撃波膵石破砕術 15 1 14.8 0 66.87
大腸ポリープ切除術が1位となりました。大腸ポリープ切除術は結腸(S状結腸、横行結腸、上行結腸、下行結腸)、直腸、盲腸等のポリープ切除術になります。また、5位の体外衝撃波膵石破砕治療は、破砕装置を更新したことにより、膵石破砕を行えるようになったものであり、胆石破砕同様、身体にメスを全く入れず治療でき、質の高い大きな成果を挙げています。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 56 1.32 3.79 0 66.54
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 47 2.21 5.79 2.13 61.89
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 21 0.33 4 0 42.9
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 17 7.29 23.12 0 77.88
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 16 28.88 64.13 6.25 77.88
内視鏡および腹腔鏡手術が上位を占める結果となりました。内視鏡および腹腔鏡手術は開腹手術に比べ手術侵襲が少ないため、体への負担が小さくなります。そのため、術前、術後にクリニカルパス(標準的な治療計画)を導入しやすく、早期に離床・退院ができるという利点があります。

整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) 71 4.89 63.48 9.86 79.99
K142-4 経皮的椎体形成術 58 5.69 32.47 1.72 78.93
K0462 骨折観血的手術(前腕) 36 3.94 23.75 2.78 61.94
K0811 人工骨頭挿入術(股) 34 6.15 56.62 11.76 83.47
K0483 骨内異物(挿入物を含む)除去術(前腕) 24 0.88 3.38 0 55.46
上位の主要手術は、高齢者の方が多く受傷する疾患(大腿骨頚部骨折や圧迫骨折など)によるものが多くなっています。手術後は急性期での治療終了後、地域包括ケア病棟、回復期リハ病棟等に転棟し、リハビリを中心とした加療を行っている患者さんが多いため術後日数が長くなっています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 19 1.37 22.63 10.53 77.11
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) 13 7.54 72.77 7.69 61.15
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1位は慢性硬膜下血腫に対する手術と脳腫瘍の摘出術になりました。慢性硬膜下血腫は、転倒などにより頭部をぶつけることが原因の一つとなっており、高齢者の罹患も多くなっています。急性期での治療終了後、地域包括ケア病棟、回復期リハ病棟等に転棟し、加療を行っている患者さんが多いため、術後日数が長くなっています。また、慢性硬膜下血腫は受傷から時間が経過してから徐々に手足にしびれや運動障害、物忘れが生じてくることがあり、注意が必要です。
ガンマナイフなど放射線外科治療で対応が難しい脳腫瘍につきましては、開頭手術で対応しています。
※3位以降は件数が10件に満たないため表示してありません。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K877 子宮全摘術 21 1 7.14 0 50.19
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 16 2.63 6.94 0 34
K6153 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他) 15 1 2.6 0 46.13
K8654 子宮脱手術(腟壁形成手術及び子宮全摘術)(腟式、腹式) 10 1.7 6.8 0 72
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開) 10 1.5 7 0 30.7
上位は帝王切開と子宮疾患に対する手術となりました。今年度は、3位に血管塞栓術が入ってきており、これは、カテーテルと呼ばれる細い管を用いて、子宮筋腫に血液を送る動脈をふさぐ血管内治療法です。開腹手術に比べ手術侵襲が少ないため、全摘術と比較し、術後日数も短くなっています。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) 379 0.57 1 0.53 73.86
K281 増殖性硝子体網膜症手術 17 0.24 7.35 0 64.35
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白内障に対する眼内レンズ挿入術が圧倒的に多く、次いで網膜症手術となっており、紹介による患者さんが多く含まれております。
※3位以降は件数が10件に満たないため表示してありません。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 12 1 7.17 0 22.08
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昨年度に引き続き、扁桃に関する手術が1位になりました。平均年齢も低くなっています。
※2位以降は件数が10件に満たないため表示してありません。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 28 1.79 4.96 0 70.32
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 19 0.47 8.11 5.26 74.16
K007-2 経皮的放射線治療用金属マーカー留置術 15 1.33 2.13 0 69.53
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 12 1.58 3 0 60.83
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1位は膀胱悪性腫瘍に対しての手術でした。内視鏡(膀胱鏡)を使用した手術であり、開腹手術に比べ手術侵襲が少なく、早期に離床・退院ができるという利点があります。3位は前立腺癌に対するノバリス治療を行う前処置として行う手術です。
※5位は件数が10件に満たないため表示してありません。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 13 0.28
異なる 16 0.34
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 20 0.43
異なる - -
播種性血管内凝固症候群:さまざまな重症の基礎疾患により、全身の血管内で血栓ができる病態です。
敗血症:血液が細菌に感染することにより全身に炎症を起こす病気です。肺炎や尿路感染症、腹膜炎、悪性腫瘍等が原因になります。
手術・処置等の合併症:術後の創部感染や出血、縫合不全などがあります。一定の確率で起こり得るものですので、完全になくすことはできません。起こり得る合併症に関しては、事前に十分に説明をした上で、発症が最小限になるように努めています。
※(-):件数が10件未満を表します。
※発生率:同一性の有無を区別した各症例数/全退院患者数
更新履歴
2019.9.27
公開
2019.10.2
診断群分類別患者数等:整形外科5位のDPC名を修正、産婦人科のコメントを修正
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