シャント管理について

先日、スタッフより透析終了時の消毒中止の説明をさせていただきました。
長年、消毒をしていた経緯があるため、不安を感じている方がおいでるかもしれません。
私どもは、皆さまの大切なシャントを守るため、これからも誠実に対応させて頂きますのでご安心ください。
つきましては、皆さまに「穿刺前のシャント肢全体の石鹸洗浄」の大切さをお伝えしようと思います。

シャント肢の皮膚が汚れていたり、有機物が付着していたりする場合、穿刺前に使用する消毒の効果を十分に得られない可能性があるため、石鹸と流水で洗浄することを推奨いたします。
この際に皮膚に負担をかけないよう、泡立てた石鹸を使い、強くこすらないようにして洗います。
シャントを洗った後は、清潔なタオルかペーパータオルで軽く押さえるように水を拭き取ってください。
患者ラウンジや透析センター内に泡タイプの石鹸がありますので、是非ご利用ください。
これからも、皆さまの透析ライフがよりよい日々となりますよう、サポートさせて頂く所存です。
何卒宜しくお願いいたします。