(外来)内科 看護師 N.Aさん(配属2年目)
外来に勤務となり2年が経過しました。私が所属する内科外来では、総合初診、消化器内科、腎臓内科、循環器内科、呼吸器内科、内分泌内科、精神科、血液内科、感染症内科、膠原病・リウマチ内科など多岐に渡る幅広い患者層に対応しています。診療開始前には再診の確認を行い、来院している人が診察の受付ができているか確認します。待ち時間の配慮や重症な患者さんの場合は、緊急性に応じた対応や、様々な部分に目を配り、迅速で臨機応変な対応が求められる場所です。また、患者さんの理解、認知症の具合により生活指導の内容も異なるため患者さん個々に応じた支援が重要です。入院時には問題点を抽出し申し送り、退院後の外来通院では、どのようなサポートが必要かなどの病棟看護師との情報共有が重要です。カンファレンス参加や病棟との連携で患者さんに、よりよい看護を提供して行いたいと思います。
~ 8:20 外来の準備
8:20 外来全体カンファレンス 申し送り 情報共有
8:40 内科外来の申し送り カンファレンス
9:00 ~ 午前中の各科診察 処置介助 検査 病棟患者の診察
救急車で運ばれた患者の対応 新規患者の問診~診察
12:30 ~ 13:30 休憩
13:30 ~ 午後の診察準備
14:00 ~ 午後の各科診察 処置介助 検査 病棟患者の診察
救急車対応 状況に応じて入院になる患者の対応
翌日の患者の情報収集 検査のチェック
16:00 ~ 環境整備 清掃
17:00 内科外来で診察途中を救急へ申し送り
私が小学生の時、妹がおぼれて呼吸が止まり入院しました。その時に看護師の必死な救命処置により妹は一命を取り止めました。その時に妹の命を救ってくれた看護師には、とても感謝しています。また、看護学校の時に看護師になることを応援してくれた親戚の方が、看護師の国家資格の合格報告をする前に突然亡くなりました。私がいろんな人の悩みに寄り添い、よりよい看護を提供し、看護師として様々な人を救うことが、その人への感謝と恩返しだと思っています。
元気に外来通院に来られて、「あの時はありがとう」と笑顔を向けられたときや、患者さんの苦痛が軽減できたときに安堵の表情を浮かべたときやりがいを感じました。
当院で様々な疾患を抱えながら定期通院している方がいます。診察室で介助する中、調子がいいとき、悪いときの些細な変化がないか観察しながら診察の介助を行い患者さんとのよりよい関係性が築けたと思った矢先、体調不良を訴えられました。顔色が悪く、普段の表情と異なると感じたため、症状を聞き、医師に報告しました。診察の結果、心筋梗塞と診断され、当院と連携する他病院で無事カテーテル治療を受けることができました。その方は治療を終え、後遺症も少なく無事元の生活に戻ることができています。日々の関わりで体調の変化を観察しておくこと、一人一人に丁寧に対応し関係性を築き、変化に対しての迅速な対応の大切さを学ぶ機会でした。これからも患者さんが安心して治療をうけられるように日々努めていきたいと思います。
多職種と連携を行い、患者さんが安心して外来通院できる環境を整えたいです。