石川県の民間病院 ドック健診・PET-CT・定位放射線治療「ノバリス」「ガンマナイフ」・ラジオ波治療・白内障・てんかん・結石治療は当院へ

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〒920-8621 石川県金沢市小坂町中83番地
現場スタッフの声:(地域包括ケア病棟)本館6階

現場スタッフの声:(地域包括ケア病棟)本館6階

看護師:S.Fさん(配属2年目)

今の部署で働いてみて気づいたこと、感じたこと

 地域包括ケア病棟の本館6階に入職し2年が経ちました。働き始めて最初に感じたことは、とても学びの多い病棟だと思いました。まず様々な疾患の患者さんがいることです。事前学習なしでは看護は展開できませんし、同じ疾患だったとしても一人一人の患者さんに合わせて視点を変えながら看護する必要がありました。
 入職後しばらくして退院支援の一環で患者さんの自宅環境を確認するための家屋訪問に行ったことがあります。私が同行させてもらった患者さんは自宅退院を希望していましたが、家族の協力はあまり得られないという状況でした。そのため自宅で患者さんが一人でも安全に生活できるよう環境を整える必要がありました。看護師として患者さんの状態を伝え、多職種で情報を共有しました。退院後どのような介護サービスや福祉用具が必要か。その時に看護師は入院中の患者さんの看護だけをしているのではないということに気づきました。その患者さんがその人らしく自分の場所で安全に楽しく過ごせるように、生活してきた場所へ帰れるようにするまでが看護だと知りました。それから私は入院してくる患者さんの疾患を知ることはもちろんですが、その人の”人となり”を知るように努力しています。入院しても患者さん、家族が希望した場所へ安心して帰れるような退院支援をしていきたいと思います。

平均的な1日の業務スケジュール

<日勤>
 ~  8:30 情報収集
 8:30 ~ ミーティング・環境整備・カンファレンス・申し送り
 9:00 ~ 患者さんへ挨拶・検温・ケア・処置・点滴管理・退院対応・転棟、入院受け・オムツ交換・体位変換・清拭・洗髪・手足浴
11:30 ~ 12:30 休憩
12:10 ~ 昼食配膳・与薬・下膳
13:00 ~ オムツ交換・体位変換・検温・カンファレンス・検査出し・状態確認対応・機械浴の実施・レクリレーションの支援
16:00 ~ オムツ交換・申し送り・記録記入・ナースコール対応
17:00 勤務終了
<夜勤>
16:30 ~ 夕食後の内服薬の確認・経管栄養剤の準備・申し送り
17:00 ~ 検温・血糖測定・ケア・処置・経管栄養注入
18:10 ~ 夕食配膳・与薬・下膳
19:00 ~ 点滴管理
19:30 ~ 休憩
20:00 ~ 眠前薬の与薬・患者状態確認・オムツ交換・体位変換
21:00 ~ 消灯・翌朝の内服薬の確認・記録記入・ナースコール対応
23:30・2:30 オムツ交換・体位変換・患者状態確認
5:00 ~ 点滴更新・尿道留置カテーテルからの尿破棄
6:00 ~ 起床・オムツ交換・体位変換・洗面タオルの配布・採血・経管栄養の注入
7:10 ~ 朝食配膳・与薬・下膳
8:30 ~ 申し送り
9:00 勤務終了

この職種を選んだ理由、きっかけ

 自分が病気をして不安だったときに寄り添ってくれた看護師の姿にあこがれを抱いたのがきっかけです。

仕事にやりがいを感じる時

 患者さんに”ありがとう”と言われたときです。また患者さんが笑顔で元気に退院される姿を見た時です。

患者さんとの関わりで印象に残っているエピソード

 初めて終末期の患者さんを受け持ったときのことです。その患者さんは無口でこちらの呼びかけにも無視をすることがある方でした。それでも私以外の先輩方も諦めず明るく毎日声をかけ続けてくれました。そのうちケア後にありがとうと言ってくれたり笑顔をみせてくれることがでてきました。少し関係が築けたかと思った矢先、状態が悪化してしまいました。ちょうどコロナの影響で東京にいた家族も面会に来ることができず、唯一金沢にいる妻も他病院で入院中のため来ることができませんでした。どうにか最期に家族と顔を合わせて話しをしてほしいと考えた結果、患者さんのお世話に入っている業者の仲介により、テレビ電話で通話できるよう調整しました。患者さんは弱った自分の姿を見せたくないという思いからかこの提案に消極的でしたが、いざテレビ電話をしてみると大粒の涙を流しながら家族と話していました。最期に画面越しでしたが患者さんは家族と会うことができました。涙を流している患者さんの顔は今でも忘れられません。また退院数日後に家族からお礼と共に「あの電話ができ私どもは救われました」との言葉をいただきました。終末期患者さんの最期に看護師としてどう関われるか考えることができたエピソードでした。

目指す将来像

 患者さんの思いに寄り添える看護師になりたいです。またチームで協力して患者さんを支えていきたいです。

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