検査部 検査技師 T.Eさん(配属3年目)
検査部では外来採血から血液や尿などの検体検査・心電図等を記録する生理検査・病理検査・細菌検査まで幅広い業務を行っています。
検体検査では採血をしてから採血結果がでるまで約30分以内を目標として検査をしています。通常の大規模な病院だと検査で来院しても別日に診察を行うことが多々あります。検査結果を早めに出すことで検査当日に診察をしてもらうことが患者さんにとっても有益と考え活動しています。
現在、検査部では部内だけでなく、感染制御や栄養管理など病棟でのチーム医療に参加したり、検体採取を行うなど部外でできることを少しずつ行っています。これは検査機器が自動化、迅速化していく中で検査技師が動ける時間も増えており、看護師に頼るだけでなく検査技師ができることは積極的に行って活躍の場を広げていこうという意識で始められました。
気持ちの持ちようで仕事の幅はどれだけでも広がるということ、自分たちにできることはまだまだあることに改めて気づきました。
8:30 ~ 17:00 採血・心電図等の生理検査
自分は元々医療職に関心があり、機械を触ることも好きでした。
様々な仕事を調べていくうちに臨床検査技師という職種があることを知りました。
臨床検査技師は直接医療を行う職ではありませんが、「検査」を通して少しでも医療に携わりたいと思いこの職種を選びました。
自分が出した検査結果が診察や治療に活かされていることを知った時です。
検査結果について疑問を持った患者さんが検査部に来られた際、結果の見方に加えて、検査項目の目的とその項目に関連のある検査項目についても教えてあげると、大変感謝してくださりました。
今は検査部内で働くことが多いが、外来や病棟での検体採取やチーム医療への参加など検査部「外」でも活躍できる場を増やしていきたいです。